いかだとは
いかだを辞書で引くと「木材や竹を並べ、蔓や縄などで結びつけ、水上に浮かべるもの。船の代わりとなる簡単な交通機関。また木材を流送する手段として行われるもの。」などと記載されている。
いかだは、古くから私たちの生活に深い関係があったが、最近では生活と密着した形ではあまり残っていない。しかし、野外体験活動の中では、冒険心をくすぐる活動、創造性を生かす活動として行われている。
いかだの作り方の参考例
(一艇につき)
・大型トラックのタイヤチューブ
6本
・幅30cm、長さ200cm、
厚さ4cm 程度の板
6〜7枚
・180cm 程度のロープ
28本
・軍手
1枚
右の図のようにチューブと4か所に穴を開けた板を並べる。このとき安全のために、タイヤに空気を入れる金具が下を向くようにする。
次にロープを板の穴に二重に通し、チューブと板をしっかりと縛る。チューブとチューブが隣り合っている部分は、強度を保つために両方のチューブを一緒に縛る。以上の作業を繰り返すと30分程度で完成する。
いろいろないかだの例
発泡スチロールを使ったいかだ
ドラム缶を使ったいかだ
広さが畳1枚分、厚さが30cmぐらいの発泡スチロールを2枚用意し、その上にコンパネを2枚敷き固定する。波の静かな場所に向いている。
ドラム缶を垂木で固定して作る。浮力が大きいのでドラム缶とドラム缶の間隔を広めにした方が安定する。
漁業用のウキを使ったいかだ
チューブの上にすのこを敷いたいかだ
漁業用のウキを垂木で固定して作る。ウキのレイアウトを変えることで、いろいろな形のいかだを作ることができる。
安定感があり、多くの人を乗せることができる。小さい子どもを乗せるのにむいている。
創意工夫を生かす
いかだは航海体験を楽しむだけでなく、作る段階で創意工夫をこらす楽しみがある。左の図は、漁業用のウキを使ったいかだを作るとき、ロケット型のいかだを作りたいと小学生が描いたデザイン画である。
また、下の2枚の図は、タイヤチューブと板を使ったいかだの応用例である。自分たちがこれから乗るいかだを作ろうとするとき、豊かな発想が湧いてくる。
いかだ見取り図
いかだができたら海や川へこぎだそう。ここで大切なのは、安全への十分な配慮だ。ライフジャケットやヘルメットを着用しよう。自然を甘く見ず、波が高い時など、参加者の能力によって中止する勇気をもとう。
いかだに乗って漕ぎ出す経験は、大人にとっても忘れかけていた子どもの頃の冒険心を呼び覚まし、貴重な経験となるだろう。
国立能登青少年交流の家でいかだ航海体験に挑戦してみませんか!
国立能登青少年交流の家
では「いかだ航海体験」ができる活動プログラムが用意されています。期間は6月から9月までの4か月間で、所要時間は3時間程度です。自分の手で作ったいかだで、日本海にこぎ出してみませんか!
国立能登青少年交流の家
専門職員:濱田
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